香源創業
1937年(昭和12年)、創業者・菊谷重雄が名古屋で香源を創業しました。お香や香木の原料を扱う店で培った経験を礎に、「真心の商売」を大切にする香源の歴史が始まりました。

1937年の創業から、現在まで。
香源は1937年(昭和12年)、創業者・菊谷重雄によって名古屋で創業しました。1992年、日用雑貨を中心とした事業から、お香の専門問屋へと転換。これが香源の第二創業です。1999年にはインターネット通販を開始し、卸売中心の事業から全国のお客様に直接お香をお届けする事業へと発展しました。
現在は名古屋・銀座・上野・京都の店舗を拠点に、お香の販売だけでなく、お香講座、商品開発、香木鑑定などを通じて、日本の香り文化を未来へつないでいます。
菊谷重雄、西春(現在の愛知県北名古屋市)に生まれる
菊谷千代、生まれる
重雄、12歳で名古屋・大須のお香屋「小川春香堂」へ奉公に出る
22歳の重雄が「菊谷生進堂」を創業
二代目・菊谷勝、生まれる
臼井商店(現在のエステー)の代理店となり、懐炉・炭などの販売を開始
大日本除虫菊(金鳥)、大発、誠寿堂、梅栄堂、薫明堂、長川仁三郎商店など、全国の線香メーカーの代理店に
美芳香炭を発売(葬儀市場シェア60%超)
勝と、北海道夕張生まれの夏枝が結婚
三代目・菊谷勝彦、生まれる
三代目・菊谷勝彦が入社。香木の仕入れ業務に携わる
12月6日、法人を設立
第二創業。日用雑貨を中心とした卸売から、お香の専門問屋へ転換
四代目・菊谷進之介、生まれる
第三創業。インターネット通販を開始(現在の公式通販サイト)
東海豪雨で店舗が床下浸水。その後、店舗をリニューアル
中日文化センター(名古屋)でお香講座を開始(現在も継続)
名古屋本社 新築(現・本社別館)
香鑑定士協会を立ち上げ
東日本大震災。全国への個別出荷の仕組みを生かし、被災地のご家庭へローソクを届ける
8月17日、香源銀座本店 オープン
落語会「香源亭」を創設
香源名古屋本店・本社を総檜造りで建て替え、新築オープン
「香源会」を発足
6月18日、香源上野店 オープン
一般社団法人お香リカレント学院を設立
「株式会社香源」に社名変更
香源京都烏丸五条店 オープン
1937年(昭和12年)、創業者・菊谷重雄が名古屋で香源を創業しました。お香や香木の原料を扱う店で培った経験を礎に、「真心の商売」を大切にする香源の歴史が始まりました。

1992年、香源は日用雑貨を中心とした卸売事業から、お香の専門問屋へと大きく舵を切りました。取扱商品をお香に特化することで、専門性を高め、香源の第二創業ともいえる新たな一歩を踏み出しました。

1999年、香源はインターネット通販を開始しました。それまでの卸売中心の事業から、全国のお客様に直接お香をお届けする事業へと発展。お客様とのつながりを広げる大きな転換点となり、香源の第三創業ともいえる挑戦が始まりました。




1999年にインターネット通販を開始した翌年、2000年9月の東海豪雨により、香源の店舗も床下浸水の被害を受けました。幸い、商品は2階などに避難させ、守ることができました。その後、店舗をリニューアルしました。当時はまだ卸売が事業の中心で、インターネット通販は始まったばかり。常時接続も一般的ではない時代に、香源は新しい販売方法への挑戦を続けていました。

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。名古屋でも長時間の揺れを感じ、その後、東日本の甚大な被害を知りました。「私たちに何かできることはないだろうか」社員みんなで考え、配送が再開された際に、非常用ローソクをはじめ、燃焼時間の長いローソクをあるだけ集め、被災地へ送りました。
当時の香源には、1999年に開始したインターネット通販によって、一軒一軒のご家庭に商品をお届けする個別出荷体制が整っていました。この仕組みを生かし、被災地のご家庭にもローソクをお届けすることができました。スタッフも遅い時間まで出荷作業に取り組み、少しでも現地の方々のお役に立ちたいという思いで一丸となりました。困っている人のために、自分たちにできることを考え、行動する。創業以来受け継がれてきた「真心の商売」を実践した出来事でした。
2014年、東京・銀座に香源銀座本店をオープンしました。日本を代表する商業地である銀座から、お香や香木、数珠の魅力を発信。商品の販売に加え、お香を学び、体験する楽しさを伝える拠点として、新たな挑戦が始まりました。

2016年、創業の地・名古屋にある香源名古屋本店・本社を建て替え、新築オープンしました。お香や香木、数珠を豊富に取り揃え、専門知識を持つスタッフがお客様一人ひとりに合った香りをご案内。お香を選ぶ楽しさだけでなく、学び、体験する楽しさもお届けする店舗づくりを進めました。

2018年6月18日、東京・上野に香源上野店をオープンしました。上野動物園や東京国立博物館などの文化施設に恵まれ、数多くの寺院が集まる谷中にも近い、歴史と文化が息づく地域です。こうした環境の中で、お香や香木、数珠を通じて、日本の香り文化をより多くのお客様にお届けする新たな拠点が誕生しました。

2020年、日本のお香文化を次世代へ、そして世界へ広げるため、一般社団法人お香リカレント学院を設立しました。お香の原料や歴史、調合技術などを体系的に学び、お香の専門家「香師」を育成。資格取得後も、お香講座の開催や材料の仕入れ、活動の支援などを通じて、学んだ知識と技術を仕事や地域社会で生かせる仕組みづくりに取り組んでいます。

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、社会や暮らしが大きく変化しました。香源にとっても厳しい時期でしたが、1999年から取り組んできたインターネット通販が事業を支えました。時代の変化に対応しながら、お香を必要とする全国のお客様に香りを届け続けています。

2025年、日本の伝統文化が息づく京都に、香源京都烏丸五条店をオープンしました。お香や香木、数珠の販売に加え、お香づくりを体験できる香座を開催。国内外のお客様に、日本の香り文化を「知る・つくる・楽しむ」機会をお届けしています。京都という歴史ある土地から、日本のお香文化の魅力を世界へ発信する、新たな拠点が誕生しました。

現在、香源は名古屋・銀座・上野・京都の4店舗とインターネット通販を通じて、日本のお香文化を国内外に発信しています。お香や香木、数珠の販売に加え、お香講座、オリジナル商品の開発、香木鑑定、そしてお香リカレント学院による「香師」の育成など、活動の幅を広げてきました。
私たちが目指すのは、お香を販売するだけでなく、お香を楽しみ、学び、伝える人々の輪を世界へ広げること。1937年の創業から受け継いできた「真心の商売」を大切に、これからも「一本のお香のある暮らしで世界を平和に。」という使命の実現に向けて歩み続けます。
