季節のおすすめお香のご紹介(7月編)二十四種香・七十二候香【7月頃の節気・侯と今月のお香紹介】~香源東京銀座本店~
香源News2021年7月9日

季節のおすすめお香のご紹介(7月編)二十四種香・七十二候香【7月頃の節気・侯と今月のお香紹介】~香源東京銀座本店~

季節のおすすめお香のご紹介(7月編)二十四種香・七十二候香【7月頃の節気・侯と今月のお香紹介】~香源東京銀座本店~

 

季節のおすすめお香(7月編)

はじめにですが、本記事は毎月更新で「二十四節気・七十二侯」をテーマとしたお香と各月に似合いのおすすめお香の紹介となっています。なので二十四節気・七十二侯について詳しく知りたい方はこちらの連載開始ページでご覧いただけます。

7月頃の節気・侯と今月のお香紹介~二十四節気・七十二侯とは?~

二十四節気と七十二侯をかんたんに説明すると、一年の区分を四季や十二ヶ月よりさらに細かく24分割・72分割したもののことです。日本の四季には様々な自然の変化があることから、それを24個のおおまかな出来事と72個の詳細な出来事を例に挙げて季節区分としているのです。

さて、今月は前回紹介を見送った六月「水無月(みなづき)」の節気・侯の紹介です。例によって旧暦・新暦の季節感のズレの関係で1ヶ月ずつ前の紹介となる点はご了承ください。
6月は和名では「水無月」ですが、ふつう6月といえば梅雨真っ只中で湿度も高く自然に水が満ちている時期です。しかし本来想定していた水無月の時期は今でいう6月下旬から8月上旬頃の気候にあたるので、水無月は”夏の盛りで水が干からびる”時期なのです。
旧暦の水無月のはじめは暑気が厳しくなってくる前の頃合いなので、田んぼはいったん水を抜いている時期にあたります。なぜ水を抜くかというと、この時期の稲は葉の生育が盛んになりすぎるためなのです。稲は葉の枝分かれを無駄に増やし過ぎると逆に収量が落ちてしまうので、その成長調整のためにいったん田を涸らしておく必要があるのです。この景色も水無月を思わせる一つの要因ですね。
そして本格的な夏の到来の頃には田んぼに目いっぱいの水を張って稲は熱暑を乗り越えます。そのことから「水月(みなづき)」と呼ばれることもあるのです。涸れた田んぼと水に溢れた田んぼのふたつの景色をあらわして「水無月」というのは、両極端で面白いことですね。

そんな夏めかしさにあふれた水無月の節気は「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」です。
「小暑」とは梅雨明けの時期を指しており、この後に来る「大暑」の前触れとなる区分です。新暦でいうと7月7日頃が真ん中となり、梅雨が明けきっていれば七夕に天の川を拝めるかギリギリのところなので、むしろ旧暦の七夕である8月に行事をするというのも乙かもしれませんね。
「大暑」とは夏真っ盛りの時期となり、夏バテ防止にうなぎを食べる”土用丑の日”がある時期でもあります。「土用」というのは何もこの時期だけの話ではなくて、年に4回土用丑の日はやってきます。土用は「木火土金水」の五行を四季に割り当てたとき、各季節の区切りのところに差し込まれるものなので年に4回丑の日は巡ってくるのです。暑中見舞いを贈るのもこの時期とされています。

では香源からお送りする水無月の節気のお香は以下です。

7月に届く二十四節気のお香

7月に届く二十四節気のお香

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節気の紹介のお次は水無月の七十二候です。候であらわされるのはその季節に起こる自然の出来事なので、7月頭から末までにある代表的な季節感のあるものが選ばれています。
こちらはほぼ名前の通りの出来事なので、情景の詳しい説明と香りについては以下でご覧ください。

7月に届く七十二候のお香

7月に届く七十二候のお香

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7月におすすめのお香

ここからは7月の季節のおすすめお香の紹介です。
夏には海や山のお出かけに最高の時期になってきますし、都合によってなかなかお出かけできないという方にもぜひおすすめしたい夏のお香は以下になります。

鬼頭天薫堂のお香 特製白檀 由比が浜

鬼頭天薫堂のお香 特製白檀 由比が浜

盛夏におすすめのお香の1点目はこちら、鎌倉のメーカー・鬼頭天薫堂の「特製白檀 由比が浜」です。
夏といえば海、海といえば首都圏では鎌倉の由比ヶ浜は海水浴の定番スポットのひとつです。鎌倉市街の歴史ある街並みも観光地として人気ですが、夏に訪れるのならば由比ヶ浜は外せないスポットです。サーファーにもなじみ深い土地で、大波小波の寄せ来る浜辺は太平洋の息吹を感じられます。
そんな鎌倉にお店を構えるお香の老舗・鬼頭天薫堂からは「由比が浜」がおすすめです。鬼頭天薫堂はこちら以外の商品にも鎌倉ゆかりのネーミングが多く、「由比が浜」は白檀のもつ爽やかな香り立ちのなかに浜辺を吹き抜ける青みのある香りをお楽しみいただけます。
白檀は時期を問わず人気の香りですが夏には特におすすめで、夏のはげしい暑気には涼味をもたらし、また冬の寒さのなかではほのかな温かみを感じさせてくれる香りなのです。通年お使いいただける香りなので夏のうちに使い切ることを考えなくてもよく、焚くたびに鎌倉の風情を思い出すこともできるのが「由比が浜」なのです。
こちら「由比が浜」はお試しでお求めになりやすくスターターにも便利な香立て付き30本入り、また毎日のお供えにも使いやすいお徳用バラ詰め150本入り、さらにコーン型渦巻き型など各ニーズにあわせたサイズを取り揃えております。
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日本香堂のお香 香所 毎日香 檜

日本香堂のお香 香所 毎日香 檜

夏におすすめのお香の2点目はこちら、関東では最大手メーカー・日本香堂の「香所 毎日香 檜」です。
夏は海派・山派と好みが分かれるところですが、このお香は山好きな方にはこの時期だけといわず年中好まれる香りです。ハイキングやキャンプなどで山に繰り出せば、夏の山林の香りは特に印象的なポイントになるでしょう。その中でも日本の山々に自生する檜は森の木々の中でも大部分を占めるものです。くわえて夏は湿度が高く他の季節よりも木々や草花の香りを強く感じられるので、なおのこと檜の香りも無意識に記憶に刻み込まれているのではないでしょうか。
さて、毎日香と聞くとスーパーでも売っている安くていっぱい入っている仏壇用らしい線香とイメージされやすいのですが、毎日香の名前のコンセプトは「毎日使っても飽きがこない線香」というところからきています。なのでこちらで紹介する「香所 毎日香」のシリーズも同様に毎日使いたくなるくらいに親しみやすい、どちらかというと趣味用に使っていただくのが相応しいデザインのお香です。
この香所シリーズの特徴は通常の線香よりも筋が太い造りになっており、更に香り立ちと煙の量もそれ相応に強化されている点です。しかし普通であれば煙が多くなるのは香りを楽しむ障害となるデメリットでしかないのですが、このシリーズだけは例外です。なぜならば、この香所シリーズに限っては”煙と香りが絡み合ってよく香る”からなのです。
大手メーカーながらも革新的なデザインのお香の香所シリーズは「檜」のほか「白檀」、またお香の原料としてはベース素材として重要ながらメインの香りとされることの珍しい「藿香(かっこう:英名ではパチョリ)」の3種類で展開しておりますので、ちょっとお香に慣れてきた違いの分かる方には特におすすめの逸品となっております。
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さいごに

いかがでしたでしょうか?7月は七夕もありますが序盤は雨がちな時期です。しかしそれを抜ければ本格的な夏の楽しみが待っているので、季節にピッタリな旬のお香に親しんだり季節の先取りもできるお香のチョイスも素敵かもしれませんね。
香源ではそんな水無月の節気・候を香りでお届けいたしますので、ぜひお楽しみいただければと思います。

二十四種香・七十二候香のサブスクお申し込みはこちらから。
月毎のお香を単品でお求めの場合、香源の店舗限定ではありますが二十四種香・七十二侯香ともに各¥2,200(税込)でお求めいただけます。
また香源の店舗では毎月、商品入れ替えで当月のお香を販売しておりますので、ぜひご利用くださいませ。

香源東京銀座本店

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〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目14-15
TEL:03-6853-8811
FAX:03-6853-8812
営業時間:10時17分~19時17分
定休日:無し ※年末年始のみ休み
駐車場:店舗前に有料駐車場あり
詳しいアクセスはこちらからどうぞ。
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