店主コラム　香友録2018年9月版

いつもお世話になっております。
店主きくやです。

今年も大きな自然災害がありました。私の旧友も被災しました。報道されていない地域でも被災されている方もたくさんいらっしゃいます。今なお不安な日々を送っておられる被災地の方々には諦めず頑張って頂きたいと念じております。
さらに、例年以上に暑い日々が全国的に続きました。

名古屋でも四十度以上の日も多くなりまして危険な暑さが続きました。救急車の音を聞く機会が本当に多かったと記憶しています。多くの方々から電話やメールで名古屋は大丈夫か？外に出るなよ。などたくさんの連絡をいただきました。テレビやラジオで不要不急の外出は控えてくださいとのアナウンスがほとんど毎日のようにありまして街なかを歩く方も例年よりかなり少なかったように感じます。

当店でもお車をご利用頂いて、ご来店される方はいらっしゃいましたが、電車や自転車を使ってのご来店は例年よりも少なかったと思います。

先月の店主コラムで業界に入って三十年と書かせていただきましたが、三十年前と比べると五度から十度ほど気温が上がっているそうです。また各地域の避暑地と言われる場所でも気温がかなり上がっているそうです。

年々体感ではありますが、夏と冬は長く、秋と春が短くなっているように感じます。平成二十二年の今年の漢字が【暑】が選ばれました。平成十六年は【災】という字が選ばれましたが、今年は、どんな漢字が選ばれるでしょうか？

来年は、気候が変わるとは思いますが、今年のような生命の危険を感じるような暑さは続かないように祈りたいものです。
来年は元号も変わります。新しい時代が良い時代に入ってくれれば良いと思います。そのためには近隣とのつながりを会社としても個人としても大切にして日々を過ごして行きたいと思います。最後にこの場をお借りいたしまして、被災者の皆様の心からのお見舞い申し上げます。また、暑さを心配してご連絡いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

店主敬白