メディア掲載2023年6月23日
【2023年6月22日中日新聞9面】に香木の価格の高騰についての記事が掲載されました。
いつもお世話になっております。
2023年6月22日の中日新聞9面自由席の欄に「8万円の香り」というお香の原材料の一つである香木の価格の高騰についての記事が掲載されました。
香木の一種である伽羅は特に価格高騰が続いていて現在は1g当たり5万円以上の値が付き、同じ重さの金よりも高価になります。
非常に高価で貴重な資源ですので、皆様是非香源で香木の査定・買取をお願いいたします。
以下記事の内容を掲載いたします。
自由席 8万円の香り 中日新聞 編集局経済部 記者 市川泰之
線香の原料である香木の価格高騰が続いている現状を取材した。 ベトナム原産の伽羅(きゃら) は、 金価格の数倍に当たる 1グラム5万円を超す高級品。 名古屋市中村区でお香の専門店を営む菊谷勝彦社長(58) の計らいで、香りを体感させてもらった。
今まで味わったことのないフルーティーな香りに驚いた。 仏壇や墓前でたかれる線香から想像するお香のイメージとは一線を画す。
数百年の年月を経て熟成された深みの一端に触れた気がした。
菊谷社長によると 「甘い」「苦い」「辛い」といった世の中のあらゆる香りを混ぜ合わせたとも形容される。 店頭での販売価格は1グラム8万円。
価格を聞いてのけぞったが、それでも売れていくという理由がわかる気がした。
天下第一の名香と称され、織田信長が切り取ったとの逸話も残る香木 「蘭奢待(らんじゃたい)」は、一体どのような香りなのだろう。 想像が膨らんだ。