「明智光秀のお香」が梅栄堂さんから新登場!麒麟がくる(令和2年NHK大河ドラマ)ついに放送開始!
「明智光秀のお香」が梅栄堂さんから登場いたしました!明智光秀といえば、麒麟がくる(令和2年NHK大河ドラマ)ついに放送開始しております!(明智光秀のお香は令和2年をもって完売しました。)
令和の御代は早くも二年を数えますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?あっという間に15日の小正月も過ぎ、日常の感覚が戻ってきた頃かと思います。
そんな忙しい毎日からいったん抜け出して、今日は心を戦国時代にタイムトリップさせてみませんか?
今年の大河ドラマも先日1月19日放送開始となりました!タイトルは『麒麟がくる』です!
主人公は三日天下で不名誉に有名な、あの「明智光秀」です!明智光秀といえば大河ドラマで織田信長が出てくると大概は敵役にされる人ですよね。ですが、今回の大河では主人公です。
群雄割拠する戦国の世を生き抜くため、下克上もやむを得ない時代です。明智光秀もある視点から見れば悪と言われても、またある視点から見つめると正義であるかもしれない。そんな善悪の狭間で生きあがくのも、また人間らしさに違いありません。
今回はその人物像や人間性について、クローズアップしてみるとしましょう!
では、香源がご紹介するのはこちら
1.明智光秀のお香
明智光秀は土岐源氏の生まれで、お国は美濃国(現在の岐阜県南西部)です。岐阜県は今でも林業が盛んな地域で、山深く森林に覆われた美濃の国を想えば檜(ひのき)の香りが漂います。
この「明智光秀のお香」はその美濃国に生まれ育った光秀のイメージを、天然の檜の香りで描き出したお香なのです!檜の香りのお香ならそれ自体は色々なメーカーから発売されていて、どれも良い香りです。ですがこの梅栄堂「明智光秀のお香」は光秀の人物像を深く掘り下げて作られたもので、他ならぬ「明智光秀」というスパイスを織り交ぜた一品です。
お香の香りとしては深みと落ち着きのある雰囲気で、山間に鎮まる古い寺社の雨上がりような趣を持った香りです。古めかしくも懐かしい香りですが使用しているのは天然檜オイルで、古今の技をあわせて練り上げられた最新商品です!パッケージデザインもNHK大河ドラマ『麒麟がくる』のタイトルロゴと明智家の家紋・桔梗紋をあしらった威風堂々のデザインです。
明智光秀のお香以外にも織田信長のお香、豊臣秀吉のお香、徳川家康のお香も販売しております。
以下でご紹介させていただきます。
2.織田信長のお香
明智光秀を挙げたならば、この人物が同時に出てくるのは必定。そう、第六天魔王・織田信長です!
織田信長のことは誰でも御存知とは思いますが、異名の由来まではいかがでしょう?
この名をつけられたのは信長の比叡山の焼き討ちを理由とするもので、仏法の敵、僧侶の敵として冠された名なのです。
「第六天魔王」とは仏教の悪魔に由来しており、これはお釈迦様の瞑想修行を邪魔しに来る魔王マーラのことを意味します。マーラは別名を「他化自在天」といい、他化自在天は六道のうち最上位の天道にあるという第六天の頂点に居り、欲界(天道の第六天より上を除いた六道)すべての快楽を欲しいままにするといわれています。
そして天道に生きる神仙は霞(かすみ)を食べるといわれ、仏もまたお香の香煙を最上の食物とするといいます。
第六天魔王と称された織田信長は、国宝を超える宝物として正倉院に納められていた香木・蘭奢待を切り取り、魔王の所業としてそれを欲しいままにしました。織田信長の成そうとした覇道はまさに日本全土を呑み込まんとし、やがて大陸をも喰らうとまで思われていた矢先の最期となったのです。
しかし魔王も香と茶の湯を愛した風流人であったと伝わっており、きめ細やかな気配りを欠かさぬカリスマでもあったそうです。
信長の香木趣味をイメージして作られた、深みのある「織田信長のお香」。表裏ある覇王の風格を想像しつつお楽しみください!
3.豊臣秀吉のお香
明智光秀を討ち滅ぼした人物として英傑と語り継がれる豊臣秀吉。知略にかけては抜きんでていて、同じく智将として名高かった光秀とは織田家家臣の間柄でした。
尾張中村(現・中村公園は香源名古屋本店から車で5分の場所にあります。)に生まれた貧しい生い立ちの木下藤吉郎から、絢爛豪華たる太閤となった豊臣秀吉はかつての主君・織田信長にならって香や茶道具の大名物を集めに集めていったそうです。しかし何の因果か子宝だけには恵まれず第三子までを幼くして亡くし、待望の世継ぎと目された第四子・秀頼を得たその五年後、突然の病により秀吉はこの世を去りました。
盛者必衰の理から逃れる術もなく彼の黄金時代は幕を閉じたのですが、煌びやかな暮らしの裏には悲哀を隠していたのではないでしょうか。才知に優れて派手好きな反面、他人に見せるわけにはいかない陰の部分はより暗く濃くなってしまうのです。
「豊臣秀吉のお香」も織田信長と同じく香木主体ですが、主君とは一味違った秀吉の秘された内面を覗く心地でお楽しみください!
4.徳川家康のお香
徳川家康は朝廷より「征夷大将軍」の官位を授けられ、徳川幕府初代将軍となり江戸時代260年の礎を築きました。ですが誉れある将軍様も、幼い頃は織田家・今川家の人質として育てられた人物だったのです。
徳川家康の名は今川義元が織田信長に討ち取られた際に、人質を脱し独立してから改めた名です。自分を表に出すことのできぬまま11年もの長い人質生活を経験した家康は、誰にも本心を悟られまいとポーカーフェイスを自然と修得していたといわれます。敵方との密通を疑われた妻子を処刑した記録もあり、武田信玄に大敗を喫したこともありました。権力に屈しながらも自ら身を立てつつ、度重なる苦境を越えてついに徳川家康は関ヶ原の戦いにて豊臣家残党・石田三成を破ります。
晴れて天下人として朝廷に認められた家康も、老後は香木蒐集や薬学の実践に心血を注ぐようになりました。実は香木・香料は漢方薬としても用いられることがあり、もしかすると沈香木も香りだけでなく木そのものを味わっていたのかもしれません。倹約家だった若かりし頃と変わらず、残された生を惜しみつつ愛おしみながら晩年を過ごしたのでしょう。
「徳川家康のお香」は信長・秀吉のお香とはまた異なった雰囲気を持っています。ですが根底にあるのは、戦国の世を生き抜いた侍の魂です。それぞれの武将の共通点や志の行き先を辿りつつ、徳川家康「らしさ」を見出してみてください!
こうしてみると三英傑も、生きた時代が違ったとしても私達と同じ人間だったことを思い知らされるようです。それは明智光秀も同じことで、詩歌や茶の湯に優れた彼もまた今の私達と違いはないのです。
先にふれたように、明智光秀は京都・本能寺で「信長を殺した男」として天下の覇道を阻んだ人物と言われています。しかし三日天下のすぐ後、豊臣秀吉の軍勢によって討ち果たされてしまいます。そして秀吉の命の灯火も病に吹き消え、ついに雌伏の生を歩んできた徳川家康の幕府が泰平の世を築いてゆくのです。
弱肉強食の戦国乱世を経て現代に至り、明智光秀は「敵は本能寺にあり」と言った人物としてイメージが固定されつつあります。ですが最近では明智光秀の子孫・明智憲三郎さんが、関連する文書を徹底的に洗い直し『信長を殺した男 ~本能寺の変 431年目の真実~』として、今の定説を作り上げた軍記物や小説作品を次々と論破しています。
そんなタイミングで大河ドラマ『麒麟がくる』が放送されたからには、定説に「風雲急を告げる」のではないかと期待してしまいますね!
麒麟とはいったい誰のことなのか?本能寺の変に明智光秀の義はあったのか?本当に信長を殺した男は誰だったのか?ぜひ真実を檜の香りと共に思いを馳せつつ追いかけてください!
では「明智光秀のお香」ほか戦国武将香シリーズをご用意して、皆様のご来店を心よりお待ちしております。