店主コラム 香友録2018年10月版
店主コラム 香友録2018年10月版
いつもお世話になっております。
店主きくやです。
先月号のコラムにも自然災害のお見舞いを申し上げたばかりですが、またしても台風や地震による自然災害が起きてしましました。被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げますと共に一日も早い復旧不興をお祈り申し上げます。
9月で弊社も81年目が終わりまして、新しく82年目の年を迎えることが出来ました。これもひとえにお客様や取引して頂いている皆様、そして、弊社のスタッフのおかげと感謝しております。
最近、恐れ多くもいろんな地域で講演などをさせて頂く機会が増えてきました。そこで、いろいろな方々からよく「長く商売をしている秘訣は何ですか?」と聞かれることがあります。私的には、普段は長くやろうということは考えていませんし、社長になってまだ15年ほどですので、会社の歴史から見てもその答えを知るわけでもなく、想像するしかないわけですが、どういうことが考えられるのだろうと改めて考えてみました。
当然、正解はないのでしょうが、一つ言えることは、それぞれの時代で働いていた人たちが時代に合わせて変化して来たからだと思います。今でも基本的に変えてはいけないものは、何もないと思いますし、これからもその時々の人たちが変えてくるべきものだと思います。しかしながら、大きくは変わっていないなぁと思います。やはりお線香、お香は、創業者から引き継いでいますし、これからも全く違った商いは出来ないようにも思います。
私自身も変えていこうと思っていろんな事をやってきたつもりですが、まだまだ出来ていないことばかりです。
これからも大きくは変えられないかもしれませんが、時代と対話しながらスタッフと共にお客様に喜んでいただけるようなプロの集団を目出して頑張ってまいりたいと思います。
追伸
名古屋での落語会「香源亭」にお忙しいところまた、雨の中たくさんの方に来て頂き誠にありがとうございました。
店主敬白