人気の和食バル「九条Tokyo」さんは、楽しく日本文化を体験できるアクティビティスポット
九条Tokyo 基本情報
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中 1-2-10 2F Google Map
アクセス:東京メトロ千代田線「根津駅」からどうぞ
電話 : 03-5832-9452
ホームページ:http://site-1491930-816-6416.strikingly.com/
定休日:年末年始
営業時間:ランチ12:00~14:30、ディナー17:30~23:00
体験プログラム:https://reserva.be/kujot
イベント情報:https://www.facebook.com/Kujotokyo/
国産・有機食材を使った食事とお酒を楽しめるバル「九条Tokyo」さんは、東京メトロ千代田線根津駅から2分ほど歩いたところにあります。1階には「会席料理屋 谷中 魚善」さんがあり、その上の2階が「九条Tokyo」さんになります。九条Tokyoさんでは、和食や茶道、書道など日本の文化が楽しく体験できる「体験プログラム」を開催しており人気があるそうです。また、夕方18時からは、日本食・お酒が楽しめる和食バルに切り替わり、隠れ家的空間で、常連さんも多く通う人気店になっています。
2階の店内にはカウンター席のバルスペースと16畳(8畳×2室)の和室があります。バルスペースでは飲食の他に、体験プログラムがおこなわれ、和室では、映画の上映会や落語会など様々なイベントが定期的に開催されています。
「日本の農作物自給率問題を真剣に考え、知ってもらいたい」がはじまり
九条Tokyoさんのオープンのきっかけは、店長の小林光さんのお父様の日本の産業についての考えにありました。店長の小林さんに店舗オープンの経緯、店舗コンセプトについてお伺いしました。
小林さんのお父様は、日本の第一次産業の中でも特に農作物の自給率低下を危惧されていたそう。近年、農業や酪農に携わる人口は減少し、高齢化を迎えています。周りを見渡してみると、いつの間にか経済力も低下し、併せて購買力も低下していくいっぽうです。そこをどうにか食い止められないか!がお店オープンのきっかけ。さらには、国内の農作物を年間3,000万人という訪日外国人の方に知っていただき、消費してもらえないかというものでした。
そこで、先ずは飲食店としてスタートし、次のステップとして、海外観光者に向けアクティビティを実施していけたらという考えだそうです。日本の食材を使い、何か一緒に作ったり、楽しんだりと、アクティビティスポットであったりエンターテイメント要素が高いお店になっていけたらとおっしゃっていました。
国内有機食材を使った旬のお料理、日本のお酒を愉しむ
国産有機など食材にこだわって、
有機野菜や食材は、そのもの本来が持つ、味や栄養を摂ることができ、かつ身体にも安全であるとされています。美味しい日本の農作物を残していきたいという想いがある九条Tokyoさんが作る日本食を是非味わってみたいものです。
九条Tokyo/夜の部Movie
手軽に学べ体験できる「体験プログラム」が人気です
九条Tokyoさんのもう一つの醍醐味の「体験プログラム」についてお伺いしました。豆腐作りや味噌、ダシ、ヴィーガンラーメンなどを厳選した食材で一緒に作って食べるプログラムです。いちばん人気があるのは、40年毎日築地市場に通った栗原さん(元魚屋さん)が豊洲市場で朝仕入れてきた旬の魚を一緒に料理しながら、魚のことを教わり、魚づくしのランチを食べるプログラムだそうです。この他にも書道や茶道教室など、畏まって通うのも気が引けるなんて人にぴったりの手軽に体験、学べるプログラムも豊富にあるそうです。詳しくは、こちらをチェックしてみてください!
九条Tokyo/昼の部 Movie
和室16畳を面白く使おう企画会議
上のタイトルですが、九条 Tokyo さんのイベントのひとつ。「お店の和室 16畳を使って面白いことをやろう、やりたいという人なら誰でも参加自由。企画を立てて、誰からも反対されなければ、発案者が世話人になって企画を進めてください」というもの。なんとも緩いと表現したら良いのでしょうか、オープン過ぎるスタンスです。しかし、このガツガツしていないスタンスこそが多くの人を呼び寄せる秘訣なのかもしれません。
先日、谷根千まちばの健康プロジェクト(通称まちけん)さんが主催する「落語公演」を九条Tokyoさんに見に行きました。日曜夕方オープンにも関わらず、会場の和室には多くのお客様がいらっしゃいました。話し手さんは一般の方、日ごろの練習の成果をお披露目する場となった今回の公演ですが、終始盛り上がり、終わった後は交流会という流れで無事終了。
あまり変化の無い日常に、どこからともなく集まったメンバーでイベントをしたり、交流を持つということは、何か新しい自分を発見できたりと、脱日常を体験できそうです。参加される多くの方は、このようなワクワクする体験に魅せられ癖になっているのかも知れませんね♪
今後のおすすめイベントスケジュール
【歴史トーク/毎月2回実施/5月は15日(水)、25日(土)】
→一人10分の持ち時間をもらって、自分が大好きな歴史上の人物や出来事について語り合う、歴史好きにはたまらないMEETUP
【映画上映会/毎月1、2回実施/4月は25日(木)「建築学概論」、30日(火)「カンタ!ティモール」、5月は5日(日)アニメ「パリ猫ディノの夜」】
【昭和へGO!/4月29日(月)昭和な衣装や小物、話題を持ち寄って楽しもう…という誰でも参加自由の緩いパーティ】
【映画トーク/5月4日(土)一人10分の持ち時間で絶対おすすめの「あの映画このシーン」を語り合ったり、とっておきの映画グッズを自慢しあうパーティ】
【まちけん落語公開練習高座/5月は14日(火)】
【猫街diary写真展】/4/25〜5/6 猫と街を撮った写真展。公募中!/5月1日(水)猫好き集まれPARTY】
この他にもヨガやトークライブ、谷中の街の散策イベントなど魅力的なイベントが盛りだくさんなので、九条Tokyoさんのfacebookイベントページをチェックしてみてください!
谷根千まちばの健康プロジェクト(まちけん)さんのホームページはこちらから
九条ネギはすごいブランド
九条Tokyoの店長、小林光さんは、映画プロデューサー(6pucks)、タレント・ライターの牧村朝子のマネジメントなどマルチに活動している面白い方。谷根千を舞台にした映画「下街ろまん」のプロデューサーもしたそうです。そんな小林さんに谷根千、谷中についての印象や想いを聞かせていただきました。
「日本画を描くアラン・ウエストと知り合ったことをキッカケに、谷中を散策するようになり、この町が好きになりました。お店を運営していく中で、谷中に惹かれて暮らす人や、活動する人々とも縁が広がりつつあります。谷中銀座側とは違って、九条Tokyoのあるあたりは静かな風情のあるステキな街なので、ぜひ散策の足を伸ばしてお店にお越しください」
小林さんはお話しの中で「自分は色々な活動をしていますが、扱う商品ははっきり言って何でも良いと思っています。何か企画したり、発信したりするのが好きなんでしょうね」と。静かで風情のある谷中の九条Tokyoさんですが、新しい何かが既に動き出しているように感じます。谷中から世界に発信し、世界中からも注目されるお店になるかも知れません♪
最後に、九条Tokyoさんのネーミングについてお聞きしたのですが、答えは「九条ネギ」だそうです。九条Tokyoさんのコンセプトにもあった「農作物の自給率」において、九条ネギは他の農作物が自給率を落とす中、ずっと高い水準をキープしているとのこと。そんな、生産者が大事にしている九条ネギを良い手本に、あやかりたいという気持ちから「九条Tokyo」とネーミングしたそうです。もちろん、お店では美味しい九条ネギを使った料理もあるそうなので、小林さんや、小林さんのお父様と楽しくお話ししながら、詳しいお話が聞けるかも知れませんね。
九条Tokyo 基本情報
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中 1-2-10 2F Google Map
アクセス:東京メトロ千代田線「根津駅」からどうぞ
電話 : 03-5832-9452
ホームページ:http://site-1491930-816-6416.strikingly.com/
定休日:年末年始 営業時間:ランチ12:00~14:30、ディナー17:30~23:00
体験プログラム:https://reserva.be/kujot
イベント情報:https://www.facebook.com/Kujotokyo/