店主コラム 香友録2021年 春版
店主コラム 香友録2021年 春版
いつもお世話になっております。
店主きくやです。
皆様お変わりございませんでしょうか?
春号で、現在の資本主義の限界について少しだけ触れさせて頂きましたが、会社を存続させながら、環境への付加を感がるという非常に難しいかじ取りがどの会社も義務付けられていくと思われます。実際に、コロナウィルス感染症の影響で経済活動の低迷により二酸化炭素の排出が減ったというニュースも法辞されていますように、人間が動かなければ環境への付加が減ることもわかっています。
2050年目標のカーボンニュートラル、カーボンゼロなど世界が掲げる環境問題への配慮は、人類全体の問題として考えて行かなくてはならない時代になってきました。弊社も四月十八日のお香の日に合わせましてSDGs宣言をさせて頂きました。まだまだお香業界では、私の知る限り弊社が最初だと思いますが、数多くの会社がまずは、出来ることから取り組もうということで、SDGs宣言を発表しています。
弊社は、現在、17項目のうち、14項目とすべて出来るわけではありませんが、2030年までに残りの3つをクリアしたいと考えています。また、少しでも将来の子供達にお香文化を残す活動として考えるきっかけになればと思います。お香の原料は、年々、天然のものが少なくなっておりまして、逆に栽培技術が進んで来ています。栽培が進めば緑が増え酸素の排出が増えることにつながります。再生可能な材料や原料、また、早く生育する材料を出来るだけ使うこと、それを提案することを続けていきたいと思っております。
店主敬白
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