岡倉天心記念公園でひとやすみ
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中5-7-10 Googleマップ
アクセス:東西めぐりん「14-谷中小学校」、都営地下鉄千代田線「千駄木」からどうぞ
近代日本美術発展の功労者 岡倉天心
明治時代、文明開化の真っただ中で日本の伝統美術の優秀さを唱え、近代日本美術の発展に大きく貢献したという岡倉天心。その旧居跡に作られた「岡倉天心記念公園」は谷中銀座と谷中防災コミュニティセンターの間に位置します。外から見るといわゆる児童公園ですが、中に入ってみると、とても静かで落ち着いた雰囲気の空間だと感じます。まるで、住宅街に突如現れた小さな森のようで、とても気持ちが落ち着き、リラックスすることができました。
園内奥には六角堂があり、その中に岡倉天心の座像が展示されています。この整った形が美しい六角堂は、茨城県にある、岡倉天心が居を構えた北茨城市五浦の六角堂と同じものを再現したようです。何故、北茨城市五浦だったのかというと、太平洋を望む五浦の地を気に入ったことがきっかけとの事。そしてこの地を静養の場としました。東日本大震災の津波で一度は土台を残し崩れたのですが、2012年に再建され、現在でも北茨城の人気観光スポットとして紹介されています。
観光いばらき→http://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/rokkakudo.html
公園の目の前には、岡倉天心も設立に関わった東京藝大の卒業生によりリノベーションされたカフェ&アトリエ「HAGISO」があります。座像の眼差しがHAGISOに向けられているような気が…お寺の街と知られている谷中ですが、東京藝大が近くにあることからか、アトリエやアート、芸術活動をされている方が多いようです。決してひけらかさず、地道に本質を追求されている印象を受けます。
六角形を探せ!
公園内には六角堂の他に、いくつか六角形が隠されています。写真内にもいくつか写っていますが、お分かりになりますか?写真ではなかなか分かりづらいのですが、公園のタイルや水飲み場、腰掛も六角形になっているんです。他にもありますが、答えは実際に訪れて探してみてください!
谷根千散策の休憩場所としても是非お立ち寄りください♪静かでリラックスできるおすすめスポットですよ。
岡倉天心
福井藩出身の武家で、1871年に家族で東京に移転[1]。東京美術学校(現・東京藝術大学の前身の一つ)の設立に大きく貢献し、のち日本美術院を創設した。近代日本における美術史学研究の開拓者で、英文による著作での美術史家、美術評論家としての活動、美術家の養成、ボストン美術館中国・日本美術部長といった多岐に亘る啓蒙活動を行い、明治以降における日本美術概念の成立に寄与した。
出典:Wikipedia
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アクセス:東西めぐりん「14-谷中小学校」、都営地下鉄千代田線「千駄木」からどうぞ