店主コラム
2026/4/1 05:17
先日、名古屋で開催された「柳家権太楼親子会」に足を運びました。

出演は、柳家権太楼師匠、柳家甚語楼師匠、そして香源亭にもご出演いただいている柳家燕弥師匠、さらに柳家しろ八さんと、実に充実した顔ぶれでした。
会場に流れる独特の緊張感と期待感。
落語は始まる前から、すでに“場”が出来上がっていることを改めて感じます。
中でも、権太楼師匠の高座は圧巻でした。
言葉の間、表情、所作、そのすべてが自然体でありながら、確かな技に裏打ちされたもの。
久しぶりに名古屋で拝見する名人芸に、会場全体が引き込まれていくのがはっきりとわかりました。
落語は、形のない芸でありながら、人の心に深く残ります。
それはどこか、お香にも通じるものがあるように思います。
一瞬で消えてしまうからこそ、その瞬間に価値が宿る。
香りもまた、同じように記憶に残るものです。
香源亭でご縁をいただいている燕弥師匠のご活躍を拝見しながら、
こうした文化のつながりを大切にしていきたいと、あらためて感じたひとときでした。
また次の機会が、今から楽しみです。
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