香源News2019年6月29日
香合の種類
来店されるお客様によく質問を受けるのですが、「これは何に使うものなんですか?」と香合を見て言われることがあります。
なかなかお香や茶道やっていないとあまり見る機会もないかもしれません。
香合(こうごう)とは、お香をいれる蓋付きの小さな容器のことです。
仏具の一種でもあり、茶道具の一種でもあります。
香合の中には用途に合わせて香木や練香、焼香、印香などの様々なお香を入れ使用します。
素材や形も様々あり、木製では木ならではの温かみ、木材の種類の違いでの風合いや、物によっては繊細に彫られた見た目も美しいものもございます。
陶器製の香合の見どころは色合いや形ではないでしょうか、
形では丸型、角形などのシンプルなものや、少し変わった楕円や六角形のもの、亀や鳥など動物をモチーフにしたものなどがあります。
また香合は、デザイン性も高く茶道やお香に使われる方に限らず、観賞用(インテリア)として楽しんでいる方も多くいます。
ぜひ自分の好きなデザインや素材の香合をさがして実際に香木などをお香を入れて、飾るや持ち歩くなどしてお楽しみください!