季節のおすすめお香のご紹介(10月編)二十四種香・七十二候香【10月頃の節気・侯と今月のお香紹介】~香源東京銀座本店~

二十四節気 香源 二十四種香

はじめにですが、本記事は毎月更新で「二十四節気・七十二侯」をテーマとしたお香と各月に似合いのおすすめお香の紹介となっています。なので二十四節気・七十二侯について詳しく知りたい方はこちらの連載開始ページでご覧いただけます。今回は連載5回目の10月の紹介となります。

10月頃の節気・侯と今月のお香紹介~二十四節気・七十二侯とは?~

二十四節気と七十二侯をかんたんに説明すると、一年の区分を四季や十二ヶ月よりさらに細かく24分割・72分割したもののことです。日本の四季には様々な自然の変化があることから、それを24個のおおまかな出来事と72個の詳細な出来事を例に挙げて季節区分としているのです。

さて、今月は九月「長月(ながつき)」の節気・侯の紹介です。例によって旧暦・新暦の季節感のズレの関係で1ヶ月ずつ前の紹介となる点はご了承ください。
9月は和名では「長月」といい、”秋の夜長”という言葉があるように一説によると「夜長月」という名前が略されて長月になったといいます。また「穂長月」という説もあり、田植えの時期が遅かったり冷夏で生育が遅れた稲が穂を長く伸ばす月ともいわれています。
そして9月の別名は「菊月」ともいい、9日には「重陽(ちょうよう)の節句」、つまり菊の花にまつわるお祭りごとをする日がやってきます。ちなみに”重陽”というのは奇数一桁の最大値の9が重なることを意味しており、古来は奇数・偶数を陽数・陰数と呼んだことを由来としています。

そんな華々しくも冬への支度が進む長月の節気は「寒露(かんろ)」と「霜降(そうこう)」です。
「寒露」とは先月の白露に続き朝露がさらに冷え、いよいよ秋めいてきて紅葉が進み始める時期のことです。山の彩りも盛りを過ぎれば枯れ落ちるばかり。木々が今年最後の華やぎで千秋楽を迎える頃です。
「霜降」とは草葉に降りていた寒露が霜に変わる頃を指します。足を濡らした冷たい露が、シャクリと音を立てる霜に変わるといよいよ冬の訪れは間近。次なる立冬には草も木も獣も、夏に里へ降ろして秋に祭りをした神でさえも、山に帰り眠る季節がやってくるのです。

では香源からお送りする長月の節気のお香は以下です。

10月に届く二十四節気のお香

長月 二十四節気 香源 二十四種香

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節気の紹介のお次は長月の七十二候です。候であらわされるのはその季節に起こる自然の出来事なので、10月頭から末までにある代表的な季節感のあるものが選ばれています。
こちらはほぼ名前の通りの出来事なので、情景の詳しい説明と香りについては以下でご覧ください。

10月に届く七十二候のお香

長月 七十二候 香源 七十二候香

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10月におすすめのお香

ここからは10月の季節のおすすめお香の紹介です。
そろそろ秋の深まりもピークを過ぎ、昼夜の寒暖差がさらに開いていきます。冬支度をする前の少しの間、去り行く季節を惜しんでみるのもよいでしょう。今月は秋を代表する香りと、真っ赤に色づく紅葉とは対照的なイメージの香りをお届けします。

香源オリジナル 煉香の香りシリーズ 秋の声

香源のお香 秋の声 短寸 ミニ寸 アソート 9種 10種

香源のオリジナルお香のひとつ、煉香の香りシリーズよりは「秋の声」の紹介です。
10月オススメのお香の紹介ですが、旧暦9月9日(新暦10月14日頃)はさきに挙げたとおり「重陽の節句」。菊のお祭りごとをする日です。この秋の声は元々、平安時代に流行した定番煉香レシピ「六種(むくさ)の薫物」のひとつの「菊花(きっか)」を線香型つまりスティックタイプのお香にアレンジしたものです。基本的な和風お香のレシピと根本的に違った原料が含まれているため、いつもの香りとはちょっと違った雰囲気をお楽しみいただけます。
また菊は皇室の紋となっているほど格が高く、梅、竹、蘭と共に”四君子”とも呼ばれる花です。平安時代には九月九日に宮中を菊で飾り付け、「菊慈童(きくじどう)」という中国の故事にならって長寿を願ったそうです。また、その当日の朝には菊の花に浮かんだ朝露を綿に含ませ顔を拭う習わしがありました。これを「菊の着綿」として菊慈童の不老長寿伝説にあやかろうとしたそうです。
秋の声の香りとしては、元のレシピ名の通り菊の花の香り、それにくわえて秋のイメージとして稲穂の雰囲気を含ませた香りとなっています。サイズは短寸ミニ寸の2パターンで、それぞれ10本、20本、40本から必要数を選べるデザインとなっています。
くわえて、香源オリジナルシリーズについてまとめたページもありますので、よろしければこちらからご覧ください。
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天年堂のお香 松林

天年堂のお香 松林 短寸 ミニ寸

福岡のメーカー・天年堂からは「松林(しょうりん)」です。
秋も深まり紅葉してくる山々、それと対照的に変わらぬ緑を宿す松の木が山並みにポツポツと浮かび上がってきます。紅葉の艶やかな景色を離れ、ひっそり佇む青々しい松の林。梢を揺らす風に乗るは松の香り。そんな情景を再現したお香が、「松林」なのです。
天年堂の商品には「空海」「天成」などの高品質で人気の商品もありますが、それに続いて高級なラインナップのひとつがこちらの松林。パッケージは古典的な水墨画をあしらっており、中敷きの紙にもまるで屏風のように松林図が描かれています。
香りとしては、タニ(インドネシア産)沈香を主体とした”松脂”のような風味が特徴です。タニ沈香特有の油脂性の強く出るパンチのある香り立ちに、そこにさらに渋みを加えることでまさに「松林に佇み風の薫りを静かに聞く」かのような雰囲気に仕上げてあります。
サイズとしては「短寸」「ミニ寸」の2種類あり、仏事用にも趣味用にも使いやすいデザインとなっております。
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さいごに

いかがでしたでしょうか?10月はまだ季節的に紅葉の気配も少しずつ、といったところも多いでしょうが、まだまだ秋の味覚を楽しむほうに皆さん余念がないことと思います。秋には秋特有の花も咲き、他の季節にはない薫風をまとった清澄な空気感も楽しみのひとつでしょう。だからこそ過ぎ行く季節を惜しむように、秋に似合いのお香を焚いてみるのも一興かもしれませんね。
香源ではそんなん長月の節気・候を香りでお届けいたしますので、ぜひお楽しみいただければと思います。

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香源東京銀座本店

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